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聖 典 二つのギーター
「不滅の言葉(コタムリト)」と「インドの光 聖ラーマクリシュナの生涯」を書かれた田中嫺玉先生は以下の二つのインドの聖典をサンスクリット語より翻訳されています。
1 神の詩(かみのうた) バガヴァッド・ギーター
2 大歓喜の詩(よろこびのうた) アヴァドゥータ・ギーター
特に「神の詩 バガヴァッド・ギーター」は、「不滅の言葉(コタムリト)」をベンガル語原典から翻訳される中で、「コタムリト」はラーマクリシュナによるギーターの解説なのだと感じられた田中先生が、「コタムリト」の翻訳が終わった後に渡辺照宏博士からサンスクリットを習って翻訳されたものなので、田中先生のバガヴァッド・ギーターには「コタムリト」のエッセンスが凝縮しています。田中先生のバガヴァッド・ギーターに親しんでから再び「コタムリト」を読まれると、ラーマクリシュナの教えの理解がさらに進むことと存じます。
また、もう一つの「大歓喜の詩(よろこびのうた)アヴァドゥータ・ギーター」は、不二一元(ヴェーダーンタ)の境地に達したダッタトレーヤが、その境地から見える景色を述べた書です。日本ヴェーダーンタ協会の機関誌「不滅の言葉」に2000年3月から2003年3月まで連載されました。
バガヴァッド・ギーターは至聖(かみ)への道を歩んでいる人に向けた聖典で、アヴァドゥータ・ギーターは、すでに至聖にたどり着いた人から見える景色を記した聖典であると感じます。
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